Archive for 2008/4/23 水曜日
光市母子殺人 死刑判決
理由から始まって2時間あまり、ようやく判決がでました。死刑判決が。
弁護側は直ちに上告しましたので、確定まではもうしばらくかかりそうです。
この一連の流れは画期的なもので、今までの判例の相場からいえば無期懲役とした地裁・高裁判決は至極真っ当なものです。
しかし、多くの国民はこれを「間違っている、おかしい」と感じたのです。
殺人事件の量刑は「死刑・無期懲役・5年以上の懲役」です。
殺人事件の中にも「加害者に同情せずにはおれない」事件や「犯人を絶対許せない」事件がある訳です。
この事件では多くの国民が「絶対許せない事件」=「最も重い刑罰が妥当」と考えているのに対し、裁判所の判断は「これまでの基準で言えば無期懲役が相当」=「極刑は回避」としたものです。
今回の死刑判決は最高裁の差し戻しといった経緯から言っても、妥当であったと思います。
私自身はこの死刑判決で溜飲が下がったように思います。
ところで、死刑を望んでいた人にも色々なスタンスがあります。
「あんな奴は、殺せ!」といったもの、「殺人罪の中でもっとも重い刑を望む。法律上、死刑が一番重い刑罰だから、結果的に死刑を求める」というもの、それぞれです。
よくわからないのが死刑廃止論者で、やはり温度差はあるのだと思うのですがどうも見えてこない。
「死刑判決は不当だ」と思うのか、「現刑法下ではしかたがない、早いところ終身刑の創設を」と考えるのか・・・
また、今回の大弁護団を「死刑廃止に挑んだ勇者」とみるのか「獅子身中の虫」ととらえるのか。
それとも、「元少年を弁護することが正義だと思った弁護士であって、死刑廃止とは無関係」と考えているのか・・・
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このような凶悪事件が一件でも少なくなる世の中にしなければいけないと、至極当然のことを書いてとりあえずここまでにします。