Archive for 2007/10/29 月曜日
原点回帰 TSUTAYA
レンタルビデオの大手、ツタヤ。
最近、近所にある枚方駅前本店が移転しました。移転先は年期の入ったビルを改装オープンした「枚方デパートメントストアビル」。
この枚方デパートメントストアビル、改装前は「枚方駅前デパート」という名前でした。
そして、この枚方駅前デパートこそ、ツタヤ発祥の地なのです。
今から25年ぐらい前、レンタルレコードはまだ合法とも違法ともいえないグレーな存在で店舗もごく一部の地域にしか存在しませんでした。
そんなときに枚方駅前デパートに誕生したのが「レンタルレコード LOFT」、ツタヤの前身です。
店内は軽食喫茶(?)が併設されており、トーストのにおいがしていました。喫茶に客がいるところはほとんど見たことはありませんでしたが。
なお、枚方駅前デパートは当時でもかなり年期が入っていました。もともと人の入りが良くなかった駅前デパート、LOFT出店後、エレベーターの稼動が急増し、ついには故障してしまったと言うエピソードもありました。
それからしばらくして駅の反対側に移転、店名が「蔦屋書店」と変わりました。
レンタルレコード店なのに書籍も置いている! いや、書店がレコードを貸している? 正直、「なんと統一感のないちぐはぐな」と思いました。いまでは、当たり前の誰も疑問にすら感じないこの形態、よほど先見性があったのでしょうか。
ところで、この「蔦屋」という屋号には少々艶っぽいいわれがあります。
枚方には桜新地と言う赤線がありました。赤線とは日本で管理売春が合法であった時代の花町です。
(赤線は昭和33年に廃止されています)
この桜新地に「蔦屋」という店がありました。(置屋だか宿屋かまでは知りませんが。)
ツタヤの創始者は蔦屋の孫にあたり、この屋号に愛着があったのだろうと思います。
もちろん書店にするにあたり蔦屋重三郎にあやかったというのもあるでしょう。(株式会社TSUYATAのHPより)
LOFT時代を知っている者として、今回の移転はなんとも感慨深いものがありました。