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赤ちゃんポスト
ブログ主 - 2007/3/22 木曜日
いま、話題になっている赤ちゃんポストについて。
賛否両論、真っ二つのこの制度ですが、私は否定的な考えです。
「いま、まさに死なんとする赤ちゃんの命が救われる」という賛成者の方の考えはわかるつもりです。
救える命なら救った方が良いに決まっています。
でも、この制度は命を救うという良い面しかないのでしょうか。
赤ちゃんポストができることによって、『我慢してでも育てていた』親が、『我慢しなくても良く』はならないでしょうか。
いま、一人の命を救う事によって、捨てられずに済んだ赤ちゃんまで捨てられる事になるんじゃないでしょうか。
もちろん、こんな単純な理由だけではなく、細かいところの不備もあっての反対ですが、それについては言及しません。
おそらく、赤ちゃんポストに賛成している方も、このことは心に引っかかってるんじゃないかと想像します。
賛成者の多くも手放しで賛成しているわけではないと思っています。
『今ここにある命』と『未来の子供の境遇』を天秤にかけて、どっちが重いかなんて、簡単に答えは出ないでしょう。
だからこそ、賛否が真っ二つに割れているんでしょう。
よくよく考えてみれば私が反対する理由は、自分の心のありようであり、説明にはなじみません。
赤ちゃんポスト賛成者の言う説明には、なるほど納得のいくところが多分にあります。理性では理解できますが、心はどうしても赤ちゃんポストに抗います。
このような、「どちらも正しそう」で、「どちらも問題がある」という事象では、感性にたよるほかありませんから。