赤ちゃんポスト

Posted By ブログ主

いま、話題になっている赤ちゃんポストについて。
賛否両論、真っ二つのこの制度ですが、私は否定的な考えです。
「いま、まさに死なんとする赤ちゃんの命が救われる」という賛成者の方の考えはわかるつもりです。
救える命なら救った方が良いに決まっています。
でも、この制度は命を救うという良い面しかないのでしょうか。
赤ちゃんポストができることによって、『我慢してでも育てていた』親が、『我慢しなくても良く』はならないでしょうか。
いま、一人の命を救う事によって、捨てられずに済んだ赤ちゃんまで捨てられる事になるんじゃないでしょうか。

もちろん、こんな単純な理由だけではなく、細かいところの不備もあっての反対ですが、それについては言及しません。

おそらく、赤ちゃんポストに賛成している方も、このことは心に引っかかってるんじゃないかと想像します。
賛成者の多くも手放しで賛成しているわけではないと思っています。

『今ここにある命』と『未来の子供の境遇』を天秤にかけて、どっちが重いかなんて、簡単に答えは出ないでしょう。
だからこそ、賛否が真っ二つに割れているんでしょう。

よくよく考えてみれば私が反対する理由は、自分の心のありようであり、説明にはなじみません。
赤ちゃんポスト賛成者の言う説明には、なるほど納得のいくところが多分にあります。理性では理解できますが、心はどうしても赤ちゃんポストに抗います。
このような、「どちらも正しそう」で、「どちらも問題がある」という事象では、感性にたよるほかありませんから。

2007/3/22 木曜日  

【 赤ちゃんポスト 】 7 件のコメントがあります

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  1. 名無し said,

    文句があんならあんたが引き取れよって話になると思うが…結局反対する人間だって反対するだけでそれ以上はない。違うかね?

  2. ブログ主 said,

    > 文句があんならあんたが引き取れよって話になると思うが…

    答えに困りました。どこをどう曲解すればそのようになるのか理解できません。

    「命を救うことは大事である。しかし、このシステムが子捨てを助長しないだろうか」と言っているわけで、私が引き取る事が「子捨てを助長しない」とはなりません。

    > 結局反対する人間だって反対するだけでそれ以上はない。

    たしかに反対を表明しているに過ぎません。それ以上ではないことは確かです。

    しかし、それは非難されるような事では無いですね。

    > 違うかね?

    できればもう少し礼儀をもって書き込んでいただけたらと思います。

  3. ぇり said,

    あたしも
    赤ちゃんの気持ちを考えて反対です。

    赤ちゃんが大きくなった時
    親のコトが気になったり生まれた場所が気になると思います

    その時に言葉は悪いですがあなたはこの箱のなかに置かれていたのなんて真実を

    突き付けられたこどもは辛すぎると思います

    私はこうゆうことに取り組むよりも

    母子が本当に幸せになれるよう
    母に子育て負担の少ない制度や産み、育てやすい制度などをつくることにせいを出して欲しいと思います。

  4. ブログ主 said,

    コメントありがとうございます。

    悲しい事にコメントを頂いた日に8人目の赤ちゃんが置かれていたことがわかりました。
    (置かれたのは9月30日)

    なんともやるせない気持ちです。

  5. 匿名 said,

    赤ちゃんポストのまえは、子供ホームをやっていて 親が育てられない子供や置き去りにされた子供もいました。
    子供ホームから養子や養女に行く子供もいました。
    戦中戦後は、400人ぐらいの子供を預かっていたこともあり自給自足の生活で大変だったそうです。
    30年前も修道院の門の前や教会の置き去りもあり 公園やコインロッカーに置き去りにされなくよかったと喜びました。
    赤ちゃんポストに反対する人は、中高生や若い女性が簡単に赤ちゃんを置くところを作ってといいまけど戦災孤児や外地からの引揚者を知らない人が言うことであり 20年前にみかん箱に捨てられた子供が3歳になって外国に養女に行く映画があり文化賞をもらいテレビでも何回か放映されました。
    赤ちゃんポストは、なくなった子供ホームの事業をまたやってるだけです。

  6. ブログ主 said,

    コメントありがとうございます。

    現代と戦中戦後は同列に語れる物ではないと考えます。

    >赤ちゃんポストは、なくなった子供ホームの事業をまたやってるだけです。

    これはどうでしょう。病院が子供を育てるわけではありませんね。
    子供ホームの『無人窓口』をしているに過ぎないのではないでしょうか。
    (少々きつい言い方で申し訳ありませんが)

    本文で『細かいところの不備もあっての反対ですが』と書きましたが、その理由のひとつに『入り口だけを作ってどうするんだ?』と言う物もあります。
    ただ、本文を書いた時点では『一年に二人程度なら、現在の施設でも十分か?』と思っていましたので特に書きませんでした。現実はもっと深刻でしたが。

    赤ちゃんポスト賛成派、反対派とも結論が違うだけで真剣に子供のことを考えているのは同じです。
    そして、賛成・反対が拮抗しているのに一病院・一地方自治体の問題として開設されてしまったことには疑問を抱かざるを得ません。

  7. 匿名 said,

    11月23日にコメントしました匿名です。
    ブログ主様は、子供ホームは、見学に行ったことは、ありますか
    私がコメントしたのは、実際に見学に置き去りの子供や家庭の事情で育てられない子供たちとも話ししました。
    慈恵病院が反対されながらもコウノトリのゆりかごを作った理由も熊本市の施設の乳児院を閉鎖になり 閉鎖の反対には、慈恵病院の蓮田先生も仕事を休んで反対のための集会に行かれてました。
    窓口だけ作ってと言われますけど 赤ちゃんを保護する部屋はいつでも準備されてるしこうのとりのゆりかごチームも10人で常駐してます。
    私は、慈恵病院の敷地内で長い間仕事してましたし 置き去りの子供や親が育てられない子供は、大きくなって敷地のなかで仕事してます。

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